環境特番

マッキー

2010年04月01日 00:22

3月27日土曜日のびわ湖放送の環境特別番組終了後のスタジオの様子です。
 
 南あずさキャスターと坂田しのぶキャスターです。

さて環境問題を考えると本当にいろいろ難しいです。なぜなら、環境問題は政治やお金の問題が大きくからんでくるからです。

 みんなでCO2を削減しよう、無駄をなくそうというのは、疑うべきことない全うな意見です。ただ、問題は全世界で取り組まないと、意味のないことだということです。

 でもこれからまだ開発したい、経済的に発展したいという国にとっては、「いまさら何がCO2削減や。さんざん地球汚して発展した国のみなさんよ」でしょう。

 視聴者からのご意見で、「日本だけ25パーセント削減しても、中国やインドがじゃかじゃかCO2出してたら意味ないのでは」というご意見がありました。
 これに対しゲストコメンテーターの方から「日本の意気込みを示し、リーダーシップを発揮し、意識の低い国を引っ張る」的な発言がありました。確かにそれは間違いではありません。ただ、日本のリーダーシップがないのが問題で、絵にかいた餅的なものになってしまいかねないんですよね。

 政治、経済に加えて、僕が一番大事だと思うのは「技術革新」だと思う。CO2を出さない車ばっかりになれば早い話しである。これには技術の進歩でいかに環境によい製品をつくるかということである。

 よく100人の1歩というが、これも確かに正論であると思う。ただ、CO2を全くださず、経済的にも
負担のない車を発明しようと思うと1人の100歩で、だれかが大発明をしてくれることである。

 うーん、ちょっと考えただけでもいろいろでてくるなー。

やっかいなのはCO2が目に見えないし、地球温暖化のメカニズムも含めてよく分からないことだ。昔のびわ湖の赤潮などは本当に分かりやすかった。

 CO2は目に見えないので、排出権のとりひきなど、実態のないものを金で取引するわけのわからない制度がでてきてしまう。これでは金融的にみると世界を揺るがしたサブプライムローンと同じではないか?

ほんと環境問題は難しい。私にはどうすればようかまだ答えは見つかっていない。




 

















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