歴史的な日

マッキー

2007年09月07日 01:00


滋賀レイクスターズが見事、bjリーグ入りを果たした。

 関係者のみなさんおめでとうございます。僕も素直にうれしい。滋賀県ではじめての「プロチーム誕生」である。

写真は、「bjリーグ加盟決定」の電話連絡があった瞬間の滋賀レイクスターズの事務所の様子である。

こういった瞬間に立ち会えるのがアナウンサーの醍醐味のひとつである。 この瞬間は滋賀にとって大きな意味をもつ。

 滋賀県民がひとつとなって応援できるチームが初めてできたのである。 企業名がチーム名に入らないプロチームは

大きな意味をもつ。 純粋に県民のものであり、地域のものとなるからである。

 アマチュアチームや企業チームならチーム名に企業の名前が入るのはしょうがない。ただ、プロチームで

企業名がはいっているのは「大変いびつなこと」である。たとえばプロ野球。日本のプロ野球はほとんど企業名が

はいっている。 プロ野球は市民のものであり企業のものではない。だから企業名がはいっているチームは

おかしいのである。こんなことはアメリカメジャーリーグやヨーロッパのサッカーチームをみれば当たり前のことで

もし、「任天堂シアトルマリナーズ」などと企業名がはいれば、たちまちフアンはボイコット行動にでるでしょう。

任天堂の名前ははいっていませんが、マリナーズをバックアップしているのが任天堂であることぐらいメジャーの

ファンは知っています。 Jリーグは企業名を入れないことにこだわりました。そう思うと、日本のプロ野球界が

未成熟であることが浮き彫りになってきます。  そんな背景も考えると、滋賀レイクスターズのリーグ加盟は

意義が深い。 スポーツは文化である。 特に市民チームはスポーツ文化を支える基盤である。

 完全に出遅れていた滋賀のスポーツ文化はやっとスタートラインにたった。


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