本を読もう
息子がお世話になっている小学校に、本を読みに行ってきた。 この小学校は、読書教育に力を入れており、学級文庫の創設や、保護者と協力した読書サポーター制度など、あらゆる機会に子どもが本と触れ合える工夫がなされている。
その成果があって、うちの息子のクラスの子どもたちは本が大好きだ。 この日は、図書館からかりてきた本を2冊読んであげたが、全員身動きすることなく、集中して聞いていた。
プロのアナウンサーが緊張してしまうほどの、子どもの気迫と集中力であった。
子どもが本を読むのはとても大事であると私は信じている。
想像力や日本語力、理論力、世の中への興味など、社会で生きていくのに必要な力が養える。
こうした力は、知識を詰め込むより、重要であると思う。
僕自身は決して勉強のできる子ではなかった。だが、小学校3年のときの担任が、本を読むことを重要視してくれたおかげもあって、本にはまった。小学校時代にかなり本を読んだ。
「明智小五郎」「シャーロックホームズ」のシリーズ、「海底2万マイル」「15少年漂流記」など本当に楽しかった。
今、まがりなりにも「テレビ界」でめしを食べていけているのは、塾で教わったことより
その時培った、「読書力」のおかげだと思う。
ここで大事なことは、押し付けないこと。本を読む楽しさを、大人が教えてあげるのが重要なのである。
図書館につれていく。おもしろそうな本を買ってきてあげる、など大人にできることはいくらでもある。
おもしろさを教えてあげれば、あとは勝手に子どもが本を読む。
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