スポーツ実況中継

ヤンマースタジアム長居にて陸上競技関西インカレの中継でした。写真は私のお隣から読売テレビ澤口実歩アナウンサー、解説の石塚晴子さん（400H　U-20日本記録保持者）、篠藤淳さん（2006年・2014年日本選手権男子3000MSC優勝）です。私の担当は、男女の3000MSC決勝。男子1部2部800M決勝。男子1部2部200M決勝。大学生の陸上は面白いですね。特に個人というより、学校対抗ですので、大学のために、チームのために走る情熱がすごい。たくさんのドラマがありました。私自身も大学陸上はほとんど触れたことがなかったのですが、この面白さを多くの人に伝えたいと改めておもいます。実況としては短距離の難しさを感じました。200Mは20秒少しで勝負が決まります。その短い時間でどんな言葉を叩き込むか。スポーツ実況のなかでも高い技術が要求される競技ではないかと感じました。関西インカレの様子は、読売テレビの「あすリートチャンネル」でアーカイブがご覧いただけます。
  

BリーグはCSが始まりましたが私の今シーズンは、レギュラーシーズン最終戦、京都VS滋賀のダービーマッチの中継でシーズンが終了しました。解説はおなじみ鈴木さんです。今シーズン京都は西地区3位。チャンピオンシップを狙えるところまできていました。対する滋賀は西地区8位。対象的なシーズンを送りました。しかし伝統のダービーマッチは別物です。京都の2連勝でしたが、滋賀が勝っていてもおかしくない内容でした。滋賀は得点ランク1位の大エース、モータム選手の欠場など苦しい状況でしたが、気持ちは負けていませんでした。特に野本キャプテンはこれまでに見た事ないような気迫でぶつかっておりめちゃくちゃかっこよかったです。そして滋賀ブースターの声は、ホームの京都ブースターに負けていませんでした。会場は両ブースターの熱と圧で盛り上がりました。また、京都を3年計画で3位まで押し上げた世界的名将のロイ・ラナHCが退団となりました。さすがの手腕でした。引き続きBリーグのどこかで指揮をとって欲しいと個人的には思います。
  

　先日は京都VS佐賀のゲームを実況させて頂きました。明日Bリーグはレギュラーシーズン最終節。京都VS滋賀のダービーマッチは島津アリーナ京都で行われます。両チームの思いが熱い！すごい試合になる予感がします。
  

きのうは関西六大学野球の実況中継でした。夏のような暑さのなかでの試合。夏の高校野球を実況しているような感覚でした。今年は、はやくも1年生で活躍している選手が多く、この先楽しみです。読売テレビの「あすリートチャンネル」でアーカイブも見られます。  

3月26日水曜はBリーグ大阪VS横浜BCの実況中継でした。両チームともアジア枠選手はフィりピン出身選手。大阪はレイ・パークスjr選手。横浜はキーファラベナ選手。両選手ともフィりピン代表経験のあるハイレベルな選手です。両選手の父はともに元フィリピンリーグのプロバスケ選手。その縁もあって、子どもころから両選手は仲良しだったそうです。しかしこの日は別。マッチアップするとバチバチにやりあっていました。特にキーファ選手は、昨シーズンまで滋賀レイクスでも活躍してくれました。変わらずの、パスワーク、シュート力、そしてなんといっても抜群のキャプテンシー。私も何度か直接取材をさせて頂いたことがありますが、人としても素晴らしいナイスガイです。最後まで分からない好ゲームを制したのは横浜BCでした。