教育
本を読もう
2008年01月19日

その成果があって、うちの息子のクラスの子どもたちは本が大好きだ。 この日は、図書館からかりてきた本を2冊読んであげたが、全員身動きすることなく、集中して聞いていた。
プロのアナウンサーが緊張してしまうほどの、子どもの気迫と集中力であった。
子どもが本を読むのはとても大事であると私は信じている。
想像力や日本語力、理論力、世の中への興味など、社会で生きていくのに必要な力が養える。
こうした力は、知識を詰め込むより、重要であると思う。
僕自身は決して勉強のできる子ではなかった。だが、小学校3年のときの担任が、本を読むことを重要視してくれたおかげもあって、本にはまった。小学校時代にかなり本を読んだ。
「明智小五郎」「シャーロックホームズ」のシリーズ、「海底2万マイル」「15少年漂流記」など本当に楽しかった。
今、まがりなりにも「テレビ界」でめしを食べていけているのは、塾で教わったことより
その時培った、「読書力」のおかげだと思う。
ここで大事なことは、押し付けないこと。本を読む楽しさを、大人が教えてあげるのが重要なのである。
図書館につれていく。おもしろそうな本を買ってきてあげる、など大人にできることはいくらでもある。
おもしろさを教えてあげれば、あとは勝手に子どもが本を読む。
三國シェフ
2007年10月13日

味覚を通じた教育活動を8年にわたって行っており、その活動の一環として、彦根市の城東小学校で授業を行いました。
一番感動したのは、子どもたちの心を料理テーマとした授業でうまくつかむところです。
素人の子ども相手に、世界の巨匠が、怒るときは真剣に怒り、ほめるとろこはめちゃくちゃほめます。
本人は「8年かかってあみだした技」といっていました。 子どもは大人を良く見ています。すきをみせればなめられます。
一番大事なことは、「子どもだからこそ、大人が本気でぶつかっていくべき」とおっしゃっていました。
また、「結局子どもは今も昔も変わっていない。変わったのは大人だ」 おとながしっかりしなければということです。
あとは、しっかり朝ごはんをたべること。親子の時間を少しでも持つことを、アドバイスしてくれました。また地域の食材に興味をもち食材や食事を通じて地域社会に関心をもたせてあげることなどが大事とおっしゃっています。
がらっぱちで、ちょっと怖い印象の三國さんでしたが、明るく、真剣、本音勝負、と久しぶりにかっこいい大人に
出会いました。
三國さんの料理は食べたことありませんが、男もあこがれるかっこいいおじさんです。
僕は、正直、フランス料理は興味ありませんでしたが、この人のつくる料理は、高いお金を払っても食べてみたいと
思いました。
続毎日新聞
2007年09月19日

さて、父の起業を無理やり手伝わされた母。3人子育てしながら、死ぬほど働きました。 まったく分からない仕事を1から勉強し、父と毎日けんかしながら歯をくいしばりました。
しょっちゅう泣いていたと思います。 それだけしんどいなら商売なんぞやめればいいのにと思っていたのですが、商売は
一度やりだすと、借金などの関係もあり、走り続けるしかないんです。
でも、母には隠れた商才がありました。 2人ではじめた会社がみるみる大きくなって、今では従業員を雇うまでに
なりました。
どんな才能かというと、明るく、どんな人とも仲良くなれる才能です。 まあ今でいうコミュニケーション能力です。
不況や阪神淡路大震災を乗り越えて今も元気にやっていますが、「はやく引退したい」というのが最近の口癖です。
このように母にもドラマがありますが、父はもっとすごいです。家族はほったらかし、遊び大好き、わがままきまま
、でも商才あり。 事実は小説より奇なり。 すごいエピソード満載です。 毎日新聞さん。ぜひ今度「わたしのおとうさん」で
掲載してください。
毎日新聞にでた!
2007年09月18日

滋賀版「わたしのおかあさん」に掲載していただきました。
全国版でも掲載されていますが(先日は谷村新司さん)滋賀版でも連載することになったそうです。
内容は要約するとこんな感じです。 牧田の幼少のころ、遊び人でふらちな父のおかげで、たいそう家が貧乏だったこと。
3人の子育てと、内職で家庭を支えたのは、母だったこと。 貧乏だったせいで、牧田家はおもちゃなどは買ってもらえず
遊びといえば、メンコ、かくれんぼ、自作の木製クラブ(かまぼこの板)を使用した草ゴルフ。
近所の池でザリガニを釣って、ペットショップで売って、小遣いを稼いだこと。 記事の前半はまあこんなかんじです。
お金持ちの子は、すでに市場に出回り始めた、電子ゲームのはしりみたいなおもちゃを買ってもらってました。
小さいころは「なんで貧乏人と金持ちがおるんやろ。人間はみんな平等で、人の上に人をつくらずって誰か言ってたやん」と思っていました。
でも今は違います。「母さん、あなたはよくぞ貧乏な家に僕を生んでくれました。感謝です」 これ本音です。
おもちゃを買ってもらえなかったから、自分たちで遊びを考えました。小遣いがなかったらどうすれば稼げるか考えました。
欲しいものを買い与えてもらえれば、「はいおしまい」です。考えることをしません。
貧乏だったおかげで、「コミュニケーション能力」や「創造力」がつきました。この2つの力は、いま、社会がもとめる最重要な能力です。 学校や塾の勉強だけでは知識は身につきますが、こういう力をつけるのは難しいんです。
僕は学校の成績はよくありませんでしたが、いま、「コミュニケーション能力」と「創造力」でごはんをたべています。
僕が中学時代に父がリストラにあい、母にとっても転機がきます。母は死ぬような苦しみをこのあと味わいますが
そのおかげで、現在は「成功者」となっています。詳しくはまた後日。
さて、あす9月19日水曜夕方5時45分からの「びびっとビーム」で毎日新聞掲載の話をする予定です。
ごらんください。 おそくなりましたが、毎日の安部記者。丁寧な取材、そしてすばらしい構成・記事ありがとうございました。
あなたは優秀な記者です。感謝。