
夏の高校野球滋賀大会は決勝で滋賀学園が綾羽を破り15年ぶり2回目の甲子園を決めました。今大会は初戦から決勝まで、安定した戦いぶり。春のチャンピオン、第1シードにふさわしい戦い方でした。監督が言う「守備型」のチームが完成した大会だった印象です。決勝戦も5対0の無失点。ノーエラーの守りです。これまで何度もこの決勝で跳ね返され悔しい思いをしてこられたと思いますが、その気持ちを甲子園にぶつけて頂ければと思います。一方の綾羽。ノーシードからの快進撃は見事でした。今年は「攻撃」をテーマ掲げ、打撃でも守備でも積極的プレーが光りました。シード八幡商業・6連覇を狙う王者で第2シードの近江を破ったゲームは見事でした。あとは決勝の壁を超えるだけ。今の野球を続けていれば、そう遠くないかと思います。綾羽の時代到来を予感させる立派な準優勝です。